薬物検査

薬物検査

新たな時代の職場におけるリスクマネジメントーー。
薬物の乱用は、その薬理作用から幻覚、妄想などの精神障害を引き起こします。職場における生産性の低下や重大事故、ケガの原因になるだけなく、最悪の場合、犯罪に手を染める危険もあります。
企業としても、それらのリスクが現実となった場合、個人の問題では済まされず、社会的な責任を取らされることにもなります。
職場環境の安全を保つことは、企業における最優先事項です。そのためには、薬物を使用しているかどうかを迅速に特定する必要がある、それが現代なのではないでしょうか。

  • 特徴その1 携帯型、軽量、コンパクト
    持ち運びが簡単
  • 特徴その2 操作は3ステップ
    簡単操作
  • 特徴その3 測定時間は5分
    迅速な結果判定
  • 特徴その4 起動時に自動的にチェックが始動
    安心の品質管理

違法薬物の現状

薬物乱用とは、自己判断による医薬品の適応外使用や違法薬物の使用です。
乱用する薬物には国内で最も乱用されている覚せい剤や、近年検挙者が急増している大麻などがあります。また、「合法」と称して若者を中心にインターネットなどを通じて入手が容易となっている「ハーブ類」があります。また市販薬のオーバードーズもあります。
薬物の成分によっては脳に作用して心身に大きな影響を与え、くり返し使用してしまう薬物依存を引き起こします。

脳を興奮させる

覚せい剤

覚醒剤

コカイン

コカイン

MDMA(合成麻薬)

MDMA(合成麻薬)
脳を麻痺させる

シンナー(有機溶剤)

シンナー(有機溶剤)

ヘロイン(アヘン系麻薬)

ヘロイン(アヘン系麻薬)

向精神薬

向精神薬
幻覚・幻聴を起こす

大麻(マリファナ)

大麻(マリファナ)

LSD

LSD

MDMA(合成麻薬)

MDMA(合成麻薬)

薬物を乱用するとどうなるの?

薬物の乱用は薬物依存症という精神障害を引き起こす原因となります。
薬物乱用は自身の健康被害だけでなく、薬物によって引き起こされる幻覚や妄想から周囲に暴力をふるったり、仕事に集中することができなくなったりして事故を引き起こすなどの危険性を高めます。また、薬物の購入資金を工面するために友人や知人を騙してお金を得ようとするケースや、最後には手段を選ばなくなり、会社のお金に手を出すなどの犯罪に手を染めてしまうケースがあります。
たった1回の軽い気持ちではじめてしまった薬物の使用が、人生に重大な影響を与えます。

1

幻覚・妄想

反社会的行動

反社会的行動

現実と過去の記憶の整理が
つかなくなる!

2

運動機能の障害

交通事故

交通事故

思ったように体が動かない!

3

内臓機能の低下

急性中毒死

急性中毒死

内臓機能に指令が出せない!

4

感情コントロール機能の低下

社会的不適応・人格障害

社会的不適応・人格障害

感情のコントロールが阻害される!

薬物データ

参考:厚生労働省「第六次薬物乱用防止五か年戦略」フォローアップ

企業と従業員を守るために!

リスクマネジメントとは、事業を営むうえで起こり得るリスクを予測し、損失の回避や軽減を図ることです。
もし、あなたの会社に薬物を乱用している従業員がいたらどうなるでしょうか?
人命を預かる旅客・運送業、イメージやブランドが企業利益に直結する業界・企業などにおいて、ひとりの従業員が違法薬物を使用し、不祥事や事件を起こしてしまうと、企業に大きな損害を与えてしまい、最悪の場合には経営危機におちいってしまうケースもあります。
そのためにも、安全対策やリスク管理として、薬物検査に関心を持ち、実施している企業が増えています。

旅客運送業 物流運送業 エンターテインメント業界

<その他対象業種例>
インフラ業界(電気・ガス・エネルギー)、生活インフラ業界(水道・情報通信)、医療・医薬品業界、食品販売・製造業界、金融・保険業界、人材・教育業界、レジャー業界、公共サービス 他

うつむく人

薬物スクリーニング検査

薬物が使用されているかどうか迅速かつ簡単に検査する方法があります。

職場環境を安全に保つことは、リスクマネジメントとして最優先事項です。
すぐに薬物検査結果を入手できる口腔液モバイルテストシステム「 SoToxa™ 」は迅速性・操作性・信頼性、精度の最適な組み合わせを提供します。企業の管理者は直ぐに検査結果を確認することが出来るので、従業員に対して迅速に対策を講じることができます。

SoToxa

SoToxa™ ORAL FLUID MOBILE TEST SYSTEM

堅牢な設計
法執行機関や職場の求める高い性能要件を満たすために開発されました。
信頼性の高い検査結果
迅速かつ正確に薬物スクリーニングの結果判定を表示します。
その場でシステム分析結果を印刷することにより、検査結果の主観性や誤りを排除し、信頼性を高めます。
使いやすい
直感体な操作により簡単な検査を可能にします。軽量コンパクトで携帯性の高いシステムは、検査結果が見やすいフルカラー画面です。
簡単な検体採取
屋外でも迅速かつ容易に実行できる唾液採取は、尿や血液の採取より低侵襲です。観察可能な採取プロセスにより、異物混入や改ざんに対する懸念を抑制することができます。
検査結果の管理
アナライザーのメモリーには、検査終了後の結果印刷や、再印刷のために、1万件以上の結果を保存できます。

■ 使用方法

口腔液サンプル(唾液)は、サンプルを採取するための専門的な施設は不要です。
サンプルを採取する際も、容易に観察できるためサンプルの交換や異物混入等の不正は困難です。
アナライザー(分析装置)は、直感的に操作することが可能で、検査結果は客観的にアナライザーが判定するため、目視による主観的な判断をする必要はありません。

step01

テストカートリッジを
アナライザーに挿入します

step02

コレクションデバイスを使って
唾液を採取します

step03

コレクションデバイスを
テストカートリッジに挿入します
※測定時間5分

■ 検査対象薬物

薬物クラス 略称 標的薬物 カットオフ値
アンフェタミン類 AMP (S)アンフェタミン 50
ベンゾジアゼピン類 BZO テマゼパム 20
大麻(THC) THC △THC 25
コカイン代謝物 COC ベンゾイルエクゴニン 30
メタンフェタミン類 MAMP (S)メタンフェタミン 50
アヘン類 OPI モルヒネ 40

■ 各部名称

step03

① テストカートリッジ(消耗品)

・ロットおよび有効期限の情報を含んだQRコード
・1つのテストカートリッジで最大6項目の薬物を検出

② プリンター

・検査時、または保存されているデータから検査結果を印刷

③ コレクションデバイス(消耗品)

・平均約60秒で、唾液の採取が可能
・十分な量の唾液が採取されるとサンプルインジケータが青色に変化

④ 携帯型アナライザー

・昼夜を問わず見やすいLCDカラースクリーン(3.2インチ)
・10,000回以上の検査結果を内部メモリーに保存

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