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医療動画の活用法

制作・IT
2022.9.1

私たちは日々多くの情報に接しています。あまりにも情報が多すぎると脳がそれを処理しきれない状態(情報過多シンドローム)に陥ってしまうことがあります。そんな情報過多社会に生きている人たちに医療という専門的で小難しい情報を理解してもらうためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。

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認知特性を意識したプロモーションって?

誰かに何かを知ってもらいたいとき、私たちはその伝え方に工夫をしなくてはなりません。とくに医療に関することは、正確性とわかりやすさが求められます。たとえば、その情報を届けたい相手が医師なのか一般の患者さんなのかによっても気をつけるべきポイントは異なります。ここではまず相手の脳に届き、定着する情報の提示の仕方を考えていきたいと思います。

さて、私たちは始終、さまざまな情報を目や耳、そのほかの感覚器から取得し、脳の中で整理、記憶、理解といった処理を行います。ただし、情報があふれている現代社会においては、脳内の情報処理が最適化されないことも多々あります。
ものを見ることで記憶するのが得意なことを「視覚優位」といい、音声を聞いたり発したりして記憶するのが得意なことを「聴覚優位」、説明文などから文字を読むことで記憶するのが得意なことを「言語優位」といいます。このような入口から情報を収集しますが、誰もがこの3つがバランスよく働いているのかというとそんなことはなく、むしろ人それぞれ得手不得手があるようです。

視覚優位や聴覚優位な人にとっては、いくら詳細に説明されていても文字ばかりのプロモーションツールは頭に残りません。だからといって写真やイラストばかりでは、聴覚優位や言語優位の人に訴えるツールとしては物足りなさが否めません。

そうだ、医療動画があった!

視覚、聴覚、言語の三位一体となったツールといえば、動画ではないでしょうか。とくに手術や調剤の手技に関しては、静止画よりも動画のほうが断然わかりやすい。「百聞は一見に如かず」ともいえる動画は、視覚優位の媒体のように思われますが、そこに的確な字幕をつけ、音声でガイダンスすれば、多くの人の関心を呼び、意識への定着率が高まります。

また、必要なときに手軽に確認するための資材として、制作した動画を冊子化することも可能です。その場合、動画を見る際の副読本としてもご利用いただけます。

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医療動画制作の流れ

1.お客様からニーズを確認
何を、誰に伝えたいのか。その結果、どのような効果を期待しているのかを確認し、お客様と制作サイドでゴールの共有化を行います。

2.プロット作成
プロットを作成し、完成品のイメージを明確にします。ご予算を考慮しながら抜本的な変更、微修正に対応します。

3.お見積りの提示
最終のプロットをもとにお見積りを提示します。お客様と制作サイドで費用対効果を共有します。

4.監修者などの選定
監修者が決まっていない場合は、候補者のピックアップ、監修依頼、企画説明も対応いたします。
また、ハウツー動画などの場合は、出演者の選定、場合によってはオーディションも設定します。出演者の衣装、小道具も予算の範囲で調達します。

5.撮影
経験豊富な撮影スタッフが、完成イメージを描きながら、予定時間内に撮影を行います。

6.編集・音入
撮影した動画を編集し、訴求ポイントが明確に伝わるよう適宜キャプションなどの文字入れをします。動画に合わせて、解説などのナレーション録音を行います。

7.完成・納品
完成した医療動画は、webサイトでの公開のほかに、ご希望によってDVD(ケース付き)、モニター付パンフレット「REVOMOOK(レボムック)」にしての納品も可能です。パッケージデザインも当社なら、ワンストップで対応いたします。

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